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省力化投資補助金

省力化投資補助金の一般型とカタログ注文型、どちらで申請するか|設計から作る装置と、カタログの製品の分かれ目

作成:株式会社Link Essence(エンズアップ)最終更新日:公式の公募要領(2026年10月まで)で確認

省力化投資補助金で、工場に機械や装置を入れたい。調べると「一般型」と「カタログ注文型」の2つがあって、どちらで申請すればいいのかで手が止まっていませんか。

分かれ目は、入れる物をどう作るかです。カタログに載っている製品をそのまま入れるなら、カタログ注文型。設計から作る専用の装置や、汎用の機械を組み合わせて、より大きな省力化の効果を出す設備なら、一般型です。

迷ったら、まずカタログを確かめます。

一般型の公募要領も、一般型を考える前にカタログを必ず確かめるよう書いています。

01

3つの問いで、どちらの型かを決める

カタログ注文型は、カタログにあらかじめ登録された汎用の製品だけが対象です。一般型は、現場に合わせて専用に設計された機械装置やシステム(オーダーメイド設備)が対象です。入れたい物について、次の順に確かめます。

1 2 3 カテゴリにある? 製品と業種が合う? そのまま使う? ある合うそのまま そのまま入れるなら カタログ注文型 無い 製品が0件業種が合わない 周辺機器を足す数や機能を変える組み合わせる 一般型を考える 設計から作る装置。カタログの製品に足す・変える・組み合わせるときは、一般型の対象になりえる(審査で判断)
1 2 3 カテゴリにある? 製品と業種が合う? そのまま使う? ある合うそのまま 無い→ 一般型 0件・業種が合わない→ 一般型 足す・変える・組み合わせる→ 一般型 そのまま入れるなら カタログ注文型
図1 3つの問いの順番。どこかで「いいえ」になったら、カタログ注文型は使えません。
  1. 1

    入れたい機械の種類が、カタログの製品カテゴリにあるか

    無ければ、カタログ注文型は使えません。設計から作る装置なら、一般型を考えます。

  2. 2

    その種類に製品が登録されていて、自社の業種に合うか

    種類があっても、登録された製品が0件のこともあります。製品に決められた業種のうち、少なくとも1つが自社の業種と合う必要があります。

  3. 3

    その製品を、そのまま使えるか

    そのまま入れるなら、カタログ注文型です。導入する現場に合わせて、周辺機器を足したり、機器の数や機能を変えたりするなら、一般型の対象になりえます。汎用の機械を組み合わせて、より大きな省力化の効果を出すときも同じです(対象になるかは、審査で判断されます)。

汎用の機械やパッケージソフトを、そのまま単体で入れるだけの物は、カタログに載っていなければ、どちらの型の対象にもなりません。

製造業の工場向けの種類には、たとえば次の物があります(カッコ内は、2026年10月8日の製品カテゴリの一覧に載っている製品の数)。

  • 後工程自動化機能付 成形品取出しロボット(106)
  • 鍛圧・板金加工用バリ取り装置(47)
  • パレタイズロボット(47)
  • 無人搬送車(AGV・AMR)(43)
  • 自動画像測定機(25)
  • プレス用多関節ロボット(4)
  • 精密板金向けTIG溶接協働ロボットシステム(2)

種類は随時足されています。2026年4月23日には「AI外観検査用画像処理システム」の種類が足されましたが、10月8日の一覧では、登録された製品は0件です。今載っている製品は、製品カタログの「製品カタログ検索」で見られます(出るのは、詳細情報まで登録された製品です)。

02

お金と時期の違い

補助の上限は、従業員の数で決まります。自社の行だけ見てください。カッコの外がふつうの上限、カッコ内が大幅な賃上げをする場合(一般型は大幅賃上げの特例を使う場合)の上限です。

従業員の数

5人以下

カタログ注文型500万円(750万円)

一般型750万円(1,000万円)

6〜20人

カタログ注文型750万円(1,000万円)

一般型1,500万円(2,000万円)

21〜50人

カタログ注文型1,000万円(1,500万円)

一般型3,000万円(4,000万円)

51〜100人

カタログ注文型1,000万円(1,500万円)

一般型5,000万円(6,500万円)

101人以上

カタログ注文型1,000万円(1,500万円)

一般型8,000万円(1億円)

補助率

1/2以下

1/2。小規模企業者(製造業は常勤の従業員20人以下)などは2/3。最低賃金の引き上げの特例を使うと、中小企業も2/3

申請の時期

随時受付(2027年3月末ごろまで)

公募の回ごと(年3〜4回の予定)。第9回は11月上旬に公募開始、12月下旬に締切の予定

カタログ注文型 一般型 概ね1〜2か月程度(予定) 発注 申請 採択と交付決定 随時受付 同時に出る 採択まで3か月程度 交付申請(採択発表日から2か月) 発注 応募 採択 交付決定 公募の回ごと 補助金を受ける候補 ここから発注・契約
カタログ注文型 一般型 申請 随時受付 概ね1〜2か月 程度(予定) 採択と交付決定 同時に出る 発注 応募 公募の回ごと 採択まで 3か月程度 採択 補助金を受ける候補 交付申請 (採択発表日から 2か月) 交付決定 ここから発注・契約 発注
申請から発注まで
採択と交付決定が同時。申請から概ね1〜2か月程度の予定(人手不足の確かめ方で「その他」を選ぶと、大幅に遅れることがある)
申請から発注まで
採択まで3か月程度。そのあと交付申請をして、交付決定を受けてから発注
図2 申請から発注までの流れ。一般型は、採択の後にもう1つ、交付申請の段取りがあります(線の長さは日数の比ではありません)。

採択は、補助金を受ける候補に選ばれることです。交付決定は、補助金を出すことが正式に決まることで、発注や契約をしてよいのは、この後です。交付決定の前に発注や契約をすると、どんな理由でも補助の対象になりません。

大幅な賃上げには、それぞれ条件があります。たとえば一般型の特例は、1人あたりの給与支給総額を年平均6.0%以上上げることなどが条件で、達成できないと上乗せ分を返します。条件の細かい所は、それぞれの公募要領で確かめます。

03

手続きの違い

誰が申請するか

製品の販売事業者(カタログに登録された、その製品を売る会社)と共同で申請。申請は自社が主体

自社が申請。事業計画は自社で作る(支援を受けたら、支援者の名前や報酬を書く)

見積

製品ごとに登録された補助額が上限

発注先1社あたり50万円(税抜き)以上の経費は、同じ条件で2社以上の見積が原則

審査

省力化の効果と賃上げを含めて、総合的に判断

事業計画書を外部の審査委員会が評価。審査の項目がカタログ注文型より多い

事業の期間(発注から支払いまでを終える期間)

交付決定から原則12か月以内

交付決定から17か月以内(第8回の公募要領。採択発表日から19か月を過ぎないこと)

04

決めたら、次にすること

カタログ注文型なら、製品のページの「販売事業者一覧」から販売事業者を選んで連絡します。販売事業者が要件を確かめ、共同で事業計画を作り、販売事業者から届く招待メールから申請します。事務局のホームページに、申請の入口はありません。

最初の連絡では、今の機械や置き場所と組み合わせて使えるか、現場を見て確かめてもらえるかを聞きます(ここは助言です)。

一般型なら、時間がかかる所から先に動きます(ここは助言です)。

  1. 装置の条件(何をする装置か、対象の品物、1時間あたりの数、置く場所)をまとめ、設備メーカーに声をかける。応募のときに根拠資料と一緒に出す投資回収期間も、装置の方式と金額が決まらないと出せません(次の節)。

  2. 第9回の公募要領が出たら(11月上旬の予定)、決まりを確かめる。

  3. GビズIDを取っておく(申請の流れの最初の段取り)。

次の節:一般型は、設備メーカー探しから始める

05

一般型は、設備メーカー探しから始める

カタログの製品は、製品ごとに補助額の上限が登録されています。設計から作る装置は、仕様が決まるまで金額が出ません。

応募のときには、50万円以上の機械装置などの、仕様と金額の根拠が分かる書類(参考見積書・提案書など)を出します(第8回の公募要領)。設計から作る装置では、この書類は、設備メーカーが現場を見て、作り方を考えてから出すことになります(ここは助言です)。

  1. 11月上旬(予定)第9回の公募開始
  2. 12月上旬(予定)申請の受付開始
  3. 12月下旬(予定)締切。参考見積書・提案書などを付けて応募する(付ける書類は第8回の決まり。第9回の公募要領で確かめる)
  4. 採択の発表の後交付申請。期限は、原則として採択発表日から2か月後

今から声をかける

設備メーカーが現場を見て提案をまとめるには、時間がかかります。公募要領が出るのを待たずに、今から声をかけておくと、締切に間に合わせやすくなります(ここは助言です)。書類をもらうときに、発注や契約に当たる事はしません。

最初から2社に

2社分の見積が要るのは、採択の後の交付申請です(節3の表)。それでも、声は最初から2社にかけておきます(ここは助言です)。

交付申請の手引きでは、「近くにほかの発注先が見つからない」は、1社に決める理由として認められない例に挙がっています。

公募要領も、申請の準備の段階で複数の会社から見積書を取っておくと、採択の後に円滑に事業を始められる、と勧めています。2社への頼み方は、一般型の見積・相見積の記事にまとめています。

設備メーカーが見つからないとき

設計から頼める設備メーカーが見つからないとき、いつもの会社のほかに2社目の候補が無いときは、エンズアップに装置の内容を送れば、対応できる設備メーカーを最大5社、2営業日以内に案内します(依頼する側は無料)。

社名は、紹介が決まるまで伏せておけます。

相談の流れを見る

06

両方を使えるか

同じ経費に、2つの型を両方使うことはできません。別の経費であれば、両方を使えます。

たとえば、カタログに載っている搬送ロボットはカタログ注文型で、設計から作る検査装置は一般型で、という分け方です。

ただし、一般型は1つの公募回に1社1申請で、カタログ注文型の2回目の申請は、前回の補助金の支払いが済んでからです。2つの型を同じ時期に申し込めるかは、公募要領に直接の書き方が見当たらないので、事務局に確かめます。ほかの補助金との重なりにも、それぞれ条件があります。

07

この記事では決められない事

  • 第9回の公募要領で、決まりが変わるか。この記事は、一般型は第8回の公募要領(1社に決める理由の例は第6回の交付申請の手引き)、カタログ注文型は2026年10月20日改訂の公募要領で書いています。一般型の事業の期間は、公募要領の17か月と、事務局のホームページの18か月で食い違っています。

  • 採択されるか、補助額がいくらになるか。

  • カタログの製品が、自社の現場でそのまま使えるか。販売事業者や設備メーカーに、現場を見てもらって確かめます。

設計から作る装置で、設備メーカーを探すとき

装置の内容を送れば、
対応できる設備メーカーを探します。

  1. 1作りたい装置の内容を送る
  2. 2エンズアップが設備メーカーに打診する
  3. 3対応可能な会社を最大5社、2営業日以内にご案内
  • 依頼する側は無料。成約料・手数料もかかりません
  • 社名は、紹介が決まるまで伏せておけます
  • 今の取引先は、紹介先から外せます
  • 補助金の申請の代行はしていません

お電話でも 072-685-6175

出典(確認日 2026-10-27)

運営者:株式会社Link Essence(エンズアップ)所在地:大阪府高槻市北園町12-6最終更新日:

相談先を探す(無料)

省力化投資補助金 一般型とカタログ注文型のページからのご相談です。

ご依頼区分必須
分かる範囲で。決まっていないことは「未定」で構いません(800字まで) 例)制御盤の老朽化更新を検討しています/スクリューキャッパーの機械改造を依頼したい

あと 800 字

社名は、紹介が決まるまで手を挙げる側に伏せておけます

当社のプライバシーポリシーに同意の上、送信してください

費用:依頼する側は無料です。成約料や手数料もかかりません。

送った後に起きること

  1. 送ってから1営業日以内に、エンズアップからメールでご連絡します。(土日祝は翌営業日)
  2. 社名は、紹介が決まるまで手を挙げる側に伏せておけます。紹介を承諾するまで、各社から直接連絡が来ることはありません。
  3. 紹介された会社とは、エンズアップのシステムのチャットでやり取りします。合わなければ断れます。無理に進める必要はありません。