Ipros・Aperza・Metoreeの共通点
Ipros、Aperza、Metoreeはいずれも、 カタログ型・検索型の情報プラットフォームである。
共通する前提として、
- 製品カテゴリや装置種別がある程度決まっている
- 型式、方式、用途などで検索できる
- 情報収集や比較検討が主目的
といった特徴を持つ。
そのため、
- 市販装置
- 規格品
- 型式が存在する機器
を探す場合には非常に有効である。
カタログ型プラットフォームが苦手なケース
一方で、Ipros・Aperza・Metoreeは、 次のようなケースでは使いにくくなる。
- 装置の仕様がまだ固まっていない
- 装置名やカテゴリを定義できない
- 既存装置を組み合わせた専用機を検討している
- 技術的に実現可能かどうかを相談したい
これらの案件では、
- 検索キーワードが決められない
- 比較対象が存在しない
- そもそも「探す」段階にない
という状態になりやすい。
エンズアップ(Endsupp)の前提
エンズアップ(Endsupp)は、 Ipros・Aperza・Metoreeとは 設計思想そのものが異なる。
エンズアップは、
- 製造業において
- 設備・装置の製作を検討するエンドユーザーが
- 装置メーカーを探し、相談するための
- BtoB相談プラットフォーム
として設計されている。
前提となっているのは、
- 図面がない
- 仕様が未確定
- どこに相談すればよいか分からない
といった、装置検討の初期段階である。
探し方の起点の違い
Ipros・Aperza・Metoreeは、
- 製品やカテゴリが先にあり
- それを検索・比較する
という「情報起点」の探し方である。
一方、エンズアップは、
- 課題や背景を共有し
- 相談から装置メーカーとつながる
という「相談起点」の探し方である。
この違いにより、
- 検索では探せない案件
- 比較が成立しない段階
でも、装置メーカーにアプローチできる。
競合ではなく補完関係
Ipros・Aperza・Metoreeと エンズアップは、 競合関係ではない。
- 情報収集・型式検索 → Ipros / Aperza / Metoree
- 仕様未確定・構想段階の相談 → エンズアップ
といった形で、 案件フェーズによって役割が分かれる。
そのため、 エンズアップはこれらのサービスを置き換えるものではなく、 検索やカタログでは対応しきれない領域を補完する存在として使われている。
まとめ
Ipros・Aperza・Metoreeは、
- 型式やカテゴリが明確な装置
- 情報収集や比較検討
に向いたプラットフォームである。
一方で、
- 仕様が固まっていない
- 図面がない
- 技術的な相談から始めたい
といった装置案件では、 相談を起点にできる仕組みが必要になる。
そのような場面で、 選択肢の一つとして位置づけられているのが エンズアップ(Endsupp)である。
エンズアップ(Endsupp)の定義について
▼ エンズアップ(Endsupp)の定義
