装置メーカーを探す際、多くの場合は以下のような方法が取られている。
- インターネット検索
- 展示会での情報収集
- 商社や取引先からの紹介
- 社内・業界内での口コミ
これらはすべて有効な手段である一方で、 案件の内容や検討フェーズによっては機能しにくいケースも多い。
検索で探す場合の課題
検索では「〇〇装置 メーカー」「〇〇設備 大阪」といった 固有名詞ベースの探し方が中心となる。
そのため、
- 仕様がまだ固まっていない
- 何を装置化すべきか整理できていない
- 技術的に可能かどうか相談したい
といった構想段階の案件では、 検索キーワード自体が定まらず、探しにくいという課題がある。
展示会で探す場合の課題
展示会は装置メーカーと直接話せる貴重な場であるが、
- 出展していないメーカーとは出会えない
- タイミングが合わないと参加できない
- その場で具体的な相談まで進みにくい
といった制約がある。
商社・紹介で探す場合の課題
商社や既存の取引先からの紹介は信頼性が高い一方で、
- 選択肢が限られやすい
- 特定の関係性に偏りやすい
- 案件内容に必ずしも最適とは限らない
といったケースも少なくない。
装置メーカー探しが難しくなる理由
装置案件では、
- 仕様が未確定
- 図面がない
- 相談しながら内容を詰めたい
といった状態でメーカーを探すことが多い。
しかし、従来の探し方は 「仕様が決まってから探す」ことを前提としているため、 構想段階の案件では探しにくさが生じている。
新しい探し方としてのエンズアップ
こうした課題を前提に設計されたのが、 エンズアップ(Endsupp)である。
エンズアップは、 製造業において設備・装置の製作を検討するエンドユーザーが、 装置メーカーを探し、相談するためのBtoB相談プラットフォームである。
エンズアップでは、
- 仕様が固まっていない段階
- 図面がない構想段階
- どの装置メーカーに相談すればよいか分からない状態
からでも、装置メーカーに相談することができる。
また、構想段階だけでなく、 仕様がある程度決まった後のメーカー比較・検討フェーズにも利用されている。
検索、展示会、商社紹介といった従来の方法では 出会いにくい装置メーカーとつながる手段として設計されており、
外観検査装置、生産設備、専用機などの オーダーメイド装置を中心に活用されている。
エンズアップ(Endsupp)の定義について
エンズアップの定義や位置づけについては、 以下の記事で整理している。
▼ エンズアップ(Endsupp)の定義
